名言から考えた、駐妻候補生に送る海外勤務の心得

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よく「海外赴任するときの心構えは?」という質問が駐妻の赴任前説明会なんかで出るんだそうです。

そういやちゃんと考えたことなかったなあ、と思いつらつら考えてみたのですが、イマイチうまくまとまらず・・・。

何かヒントでもないかと思い、Google先生にご相談していたら、

松下幸之助さんの「海外勤務の心得」なるものがあるではありませんか!

海外勤務の心得
一、異国に在ることを認識し、其の国の風俗・風習に早く慣れるとともにそれらを深く理解すること。
二、常に自己の健康に留意し、爽快な心で社員に接すること。
三、品質第一を旨とし、技術の妥協は許されないこと。
四、現地材料の開発を積極的に行ない、日本の依存から脱却すること。
五、日本人社員間は勿論のこと、現地社員との和を常に重んじること。
六、現地社員を育成し、経営全般に参画せしめ、現地社員による経営の時期を早めること。

きっと何かの運命でしょう。
せっかくなので、ちょっとこれをベースにまとめさせていただきました。

経営の神様と言われる方のお言葉を勝手に拝借し、しかも好きに解釈されたうえにこんなブログに乗っけられた日にはご本人もたまったもんではないと思いますが、駐妻は未来の日本を間接的に支えているということでお許しいただければと思います笑。

海外に住む駐妻の心得!

偉大なる先人のお言葉を踏まえて、ひとつずつやまりん流解釈をしていきたいと思います。

一、 異国に在ることを認識し、其の国の風俗・風習に早く慣れるとともにそれらを深く理解すること。

駐妻もまったく同じですね。

私は今回生まれて初めて自分が「外国人」という立場になりました。

当然日本と勝手の違うこともそこかしこにあって、何だこりゃ?と思うこともしょっちゅう(今でも!)あります。

ただ、それってよーく考えると、ずっと日本にいたから知らない間にはまっていた自分の枠なんですよね。

それでも理解不能なことはありますが笑、まあ、ちょっと深呼吸して、そんな考え方もあるよね、くらいに思えるといいと思います。

ここまでが「早く慣れること」。

次の「深く理解する」のはもうちょっと時間もかかるし、たぶんここはその国の人と話さないとわかんないと思います。

そうなってくると、やっぱり多少は言葉が使えるに越したことはないです。

まだ私もこちらでちょこちょこと英語の勉強を続けておりますが、上手い下手は別にして、自分の思いをその国の言葉に乗せて伝えたり、その国の人の言葉をそのまま聞いたりしないと、本当の意味で分かりあえないような気がします。

二、 常に自己の健康に留意し、爽快な心で社員に接すること。

「社員」は駐妻にはいないので、単純に「他人」と読みかえればいいかな。

駐妻も体が資本。暑いところ、寒いところといろいろありますので、自分が風邪をひかない、子どもに風邪をひかせないというのはもう基本中の基本ですよね。

それがないと「爽快な心」も何もあったものではありません。

ところでこの「爽快な」というところがまたキーポイントで、要は「明るく楽しく、向こうが話しかけたくなるような雰囲気で」っていうことなんでしょう。

四つめとも連動してますが、とかく駐妻は日本人同士で固まってしまいがちです。

もちろん、個人の性格の問題もありますし、すごく無理してまでそうすることもないのですが、せっかく海外に来たのであれば、今までの殻を破るいい機会として、あえて「キャラ変更」してみるのもいいかもしれませんね。

三、 品質第一を旨とし、技術の妥協は許されないこと。

ちょっとここは飛ばしちゃおうと思ったのですが笑、駐妻にとっての「品質」とか「技術」って何でしょうね・・・。

専業主婦だったとしたら、家事全般ってことでしょうか。

だとすると私は相当やばくて、どさくさに紛れてルンバなんて買ってる場合ではなかったということになります笑。

幸之助さん、厳しいなあ(泣)。

逆にここは、品質を保つべく、とことん効率化を追求する、っていうのでどうでしょう。

四、現地材料の開発を積極的に行ない、日本の依存から脱却すること。

上の2つとはうって変わって、駐妻としてのリアルな生活にもかかわってきますが、「現地材料の開発」は駐妻にとっても超・大事なトピックです。

極めてしょうもない例で恐縮ですが、たとえば、ホットケーキミックスってほとんど売ってないんですよ。

それをいかに自分で、現地の材料を使って再構成するか、なんてのは腕の見せ所です。

逆に、「日本の依存から脱却する」というのはある意味で

「せっかくだから、日本よりいいものを見つけてやれ」

っていうアグレッシブな意味もあるような気がしていて、これまた食事の例ですが、ロンドンだと鯖とかサーモンは悪いけどそんじょそこらの日本のものより圧倒的においしかったりします。

こういうのをうまく見つけて、現地でそこならではの素敵な生活をエンジョイしようよ!ってことなんでしょうね。

五、日本人社員間は勿論のこと、現地社員との和を常に重んじること。

まあ、これは「社員」じゃなくて、「日本人」「現地の人」ということですね。

当然のことながら、駐妻はその定義上「駐在員」コミュニティが大なり小なりあります。

実質、社宅状態でタイヘンなケースもあろうかと思います。

ここでいう「和」ですが、なんでもかんでも空気読んで合わせろ!ということではなくて、その場に応じてうまく立ち居振る舞いを工夫しましょう、くらいの話かなという感じがします。

一方で、その国の人たちとの「和」も同じくらい大事。

よく言われるのが「日本人って、いつまでたっても日本人よねえ」ということです。

すなわち、日本人で固まってて、傍目から見ると何考えてんのかよくわからん、ということだと思うのですが、これだと永遠に「私たちvsあの人たち」になっちゃいますよね。

両方との「和」をうまく形成するなら、一番いいのは自分がその両方の架け橋になること。

子どもの学校のイベントや誕生日パーティーなど、双方が接する機会もけっこうあります。そこで何かできることがあるといいですね。

六、現地社員を育成し、経営全般に参画せしめ、現地社員による経営の時期を早めること。

これについては私はちょっと大胆な翻訳をしています。

「現地社員」はいませんが、家庭で現地に一番近いのは、実は子どもかなと。で、「経営」は家庭運営のこと。

なので、これは駐妻流に解釈すると

「子どもが現地の生活になじめるよう育てつつ、家庭のこと全般に参加させ、子どもの自立を促すこと」

といった感じでしょうか。

まあ偉そうなことを言ってしまいましたが笑、そうすりゃこっちも楽だよね、とか思っちゃうあたりが松下幸之助さんと私の差です笑。

ちょっと真面目な話をすると、子どもにとっても海外生活はまたとない成長の機会でもありますし、正直な話みんながみんな経験できるものでもありません。

せっかくなので、現地の生活に溶け込んでもらったほうが、あとあとのことを考えるといいかなと思います。

また、やはり駐在生活になると、日本にいたときよりも家族の時間が増えますし、子どもの手を借りたくなることもあったりします(言葉の面も含めて)。

頼りすぎちゃいけないですけど、今この時間を使ってお手伝いもしてもらいたいし、何よりそれが思い出になったり、本人たちの自立のベースになったりするんじゃないかなあと。

まとめると・・・

ということで、駐妻の心構えは?と訊かれたら、私の答えは以上のようになります。

えー。自分がじゃあこれを全部できてるかというと、まあ、20点くらいかな笑

最初っからうまくできる人なんてひとりもいないので、赴任中に少しでもこういうことが達成できたらいいな、くらいの心のゆとりをもってやればいいと思います。

・・・ん?待てよ。
っていうかこれ、ほぼ旦那にも当てはまる気が・・・。
コピーしてテーブルの上に置いといてやろ笑



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