大きな声では言えない、駐妻の海外赴任にまつわるお金の話

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初めて海外赴任に帯同することになった私にとって、駐妻になることでどう生活が変わるのか、イメージできていないことがたくさんありました。

手探りで少しずつ準備を進めていくにあたり、わかってきたのがお金のこと。

実は、海外赴任はお金を貯めるチャンスでもあったんですね。言う人に言わせると、海外駐在中にひと財産(いくらかはともかく)築くことも可能なんだとか。

放漫財政であった我が家にとって、これは千載一遇の機会。

たまには先手を打って、しこたま貯めてやろうと決意を新たにしたのでした。

お。海外赴任前後はいろいろお金が入るゾ

実は、お金のまわりがよくなったなという実感は赴任前からありました。

というのも、旦那の会社では「海外赴任手当」というのが支給されていたのです。

恥ずかしいので額はいえませんが、まあちょっとした給料レベル。

会社にもよるとは思いますが、これから赴任される駐妻候補生の皆さんはぜひ旦那さんに詰問確認してみてくださいね笑

これを野放図に使ってしまわず、必要なものだけを買い揃えるようにしましょう。
(とか何とか言いながら、ちゃっかり自分はおねだりしちゃったわけですが・・・)

あと、こちらに来てからお友達に聞いて驚いたのが、着任手当なるものが出る社員に優しい会社もあるのだとか。

これも取り調べ確認リストに入れておきましょう。

さて、ここで無駄遣いしないコツをひとつ。

それは「あえて普段あまり使わない口座にお金を入れておく」ことです。

お金を出すのが億劫になってあまり使わないで済みます。

その上、いったん海外に出てしまえばますます手をつけづらくなるので自然に貯まるという寸法です。

シンプルですがこれが一番効くと思いますよ!

海外赴任で給料も増える?実は○○の影響が大きいです

次に、海外赴任すると旦那さんの給料は増えることが多いです。

これも会社次第なのでしょうが、よくある例ですと
「現地通貨でもらう給料」
「日本円でもらう給料」
「海外赴任手当」、あるいは
「危険手当」

などがあって、全部ひっくるめて計算すると日本にいたときより2,3割給料が増えることも珍しくありません。

ただこれは基本的に、日本よりも物価が高い国に行ったときの話でしょう。
逆に、物価の安い国に赴任すると日本円換算のお給料はむしろ少なくなるかもしれませんよね。

では、なぜお金が貯まるのでしょうか?

答えは「税金」です。

日本にいると住民税やら所得税がかかります。

給与明細を見るとため息出ますよね。

ところが、海外に住むことによってこれらがかからなくなるのです!

その分、海外での税金がかかることにはなるのですが、基本的にこれらは会社が負担してくれる場合がほとんど。

なので、結果としてもらえる手取りが増えるわけです。

大事なところなので、所得税と住民税に分けてもうちょっと正確に説明しますね。

まず日本での所得税がかからなくなるためには、1年以上海外に滞在して「非居住者」という扱いを受ける必要があります。

また、非居住者となって所得税がかからなくなるのは、「国外源泉所得」のみです。
日本国内で発生している分の給料や預金の利子、家を貸している場合の家賃(不動産所得)などは「国内源泉所得」という扱いになり、日本で税金を納める必要がありますので注意しましょう。
※これを読んで、じゃ、給料はできるだけ現地通貨受け取りにすればいいのね」と思ったアナタ。鋭いです。もしや税理士?

次に住民税ですが、これは1月1日時点で日本に住所を持っている人が対象となります。
(納税期間はその年の6月から翌年5月まで。なので5ヶ月遅れているわけです)

ですので、例えばこの(2017年)4月に赴任する方々については、住民税の支払いがなくなるのは2018年6月から、ということになります。

あと、海外にただ行けばいいわけではなく、海外への転居届と住民票を抜く手続きが必要になりますので、そこも抜かりなくやっておきましょう。

また、日本での納税管理人指定というのも必要なことがあります。この辺は別途記事にしようと思います。

会社からの各種補助は目を皿のようにして確認しよう


もうひとつ、海外赴任でお金が貯めやすくなる要因は、会社のいろいろな補助です。
思いつく限り列挙すると、以下のようなものがあると思います。

・住宅費補助
・子どもの教育費補助(定額or 定率)
・現地医療費や健康診断の補助(海外での受診料はとんでもなく高い!)
・一時帰国費用の補助(1-2年に1回、というのが多いみたい)
・保険料補助
・現地で購入する家電などの補助(うちは「貸与」という形でしたが)

うちの場合、特に大きかったのは住宅費補助と教育費補助です。

日本の家は賃貸に出せたので、ローンはほぼまかなえています。

しかもこちらでも家賃がかからないので家計が急激に改善しました(^O^)/ワーイ。

教育費(主に塾代)も、日本であれば家計を直撃していたものがだいぶ和らいだので、差額はそのまま貯金にまわせました。

とはいえ、日本の学習内容にキャッチアップするため追加の支出はどうしても出ますけどね。

海外赴任でお金が出て行く要因はコレ。貯金するなら要注意!


ではこの辺で、反対に日本にいるときよりもお金がかかる要因も見てみましょう。

・海外旅行に使ってしまう

海外赴任していると、日本だとそう簡単に行けないところに行けてしまいます。

そして周りもみんな休みごとに旅行しているような環境だと、なおのこと「うちも!」って思っちゃいますよね。

もちろん、無理に我慢することはないのですが、どうしても貯めたいのであれば意思を強く持つ必要がありそうです。

・インターナショナルスクールに子供を通わせる

いくら教育費補助があるとはいえ、通常は上限が決まっているはず。

インターに行かせると数百万円の出費になる国もあります。

これでは貯まるものも貯まりませんね。赴任地の環境にもよりますし、何より子どもの教育なので何者にも換えがたいのも事実ですから、悩ましいところです。

・ブランド品を買ってしまう

海外だと、たしかにブランド品は安いです。

だからと言って、毎月のようにカバンやら服やらを買ってしまうと、せっかく増えた収入もパーです。

一番まずいのが、赴任地から旅行に行って、そこでブランドものを買い込んでしまうこと。

これをやってしまうとあっという間にお金が吹っ飛びます。

お金が出て行くということではないですが、海外赴任ではこんなデメリットもあります。

・株式などの運用ができない

今は株価が上がっていますので、これに乗じて・・・と思っていた方は残念。

国外に出てしまうと基本的に運用はできません。

・住宅ローン減税やふるさと納税ができなくなる

税金がかからないので当たり前なのですが、この手のメリットもなくなります。

ちなみに、住宅ローン減税については、日本に帰ってから復活することは可能です。
そのためには、赴任前に以下の書類を税務署に提出しておきましょう。
・転居の命令等により居住しなくなる旨の届出書
・給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書
・年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書

一番のデメリットは

ちょっと今回の主題からは逸れてしまうのですが、駐妻になることのデメリットで、あまり認識されていないのが

「そもそも妻が仕事を中断しないといけないこと」です。


あわせて読みたい


私のように赴任前から専業主婦になっていた人はまだいいかもしれませんが、せっかくのキャリアを中断せざるを得なくなる人にとっては大きな痛手。

「日本に帰ったら、今までと同じように働けるだろうか」

「赴任地で何か仕事をしたいが、何をすればいいか、何ができるかわからない」

という悩みを持つ駐妻は多いようです。

そんな皆さんにご紹介したいのが、相互リンクさせていただいている

駐在妻のキャリアサポートコーチの飯沼ミチエさんのサイトです。

ご自身も海外経験が豊富で、今はコーチとして我々駐妻のキャリアデザインを一緒に考えてくれる、よき相談相手になっていただけます。

無料のメール講座やオンラインセッションもやっていただけるそうですので、よろしければぜひ一度サイトを覗いてみてください!

まとめ

・昔ほどではないが、海外赴任は貯金を増やすいいチャンス。
・貯金のための戦いは、赴任前からはじまっている!
・各種手当や税金の仕組みをちゃんと理解しよう。
・海外ならではの支出には要注意。かえってお金がかかることも。
・駐妻になることでキャリアが不安なら、コーチに相談だ!
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