駐妻は赴任したらすぐやるべし。在留届の提出とそのやり方

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皆さんこんにちは。

最近、ロンドンは災難続きです。

日本でも大々的に報道されていたようですが、ロンドン西部の高層住宅で大規模な火災がありました。

6月15日現在で亡くなられた方は17人にのぼるそうです。ご冥福をお祈り申し上げます。

不幸中の幸いで、日本人の犠牲者はいなかったようですが、これがもし日本人の多く住んでいるフラットだったりしたら・・・と思うと空恐ろしいものがあります。

それだけでなく、今年に入って発生した3回にわたるテロも引き続き警戒を要します。

こうした非常事態の通知や、安否確認などに必要なのが「在留届」です。

これは絶対やらないとダメなので、以下やり方を解説いたします。

そんなに難しくないのでご安心を!

在留届の提出は、義務なんです

大事なことなので繰り返しですが、在留届は「出さないといけない」ものです。

旅券法の第16条で、「外国に住所または居所を定めて3か月以上滞在する日本人」について提出が義務付けられています。

なお、在留届は海外に行ってからでないと出せません。

ですので、忘れないうちにすぐ出してしまいましょう。

出さないと何が起きるかというと、さすがに警察につかまったりはしないのですが、そもそも在留届が出ていないと、外務省は私たちがどこにいるのかわかりません。

そして、今回のような事故やテロ、災害のときの安否確認の連絡も届かなくなってしまいます。

提出方法はWebか紙の2通り

在留届は、Webもしくは紙での提出が可能です。

Webの場合「在留届電子届出システム(ORRNet)」というシステムで受け付けてくれます。

サイト http://www.ezairyu.mofa.go.jp/

一旦登録しておくと、例えば引越しなどによる住所の変更や、日本への帰国届の提出もできるようになります。

在留届に必要な情報は以下のとおりです(HPより転載)
●日本国旅券(パスポート)番号(同居家族分も含む)
●本籍地
●自宅等連絡先(住所・郵便番号、電話・携帯・FAX番号、メールアドレス)
●緊急連絡先(住所、電話・FAX番号・メールアドレス)
●日本国内連絡先(住所、電話番号)
●同居家族連絡先(携帯番号、メールアドレス)
サイトですが、おそらくそれほど説明は要らないと思いますが念のため。

まず最初に注意事項の同意画面があります。

次に、記入の準備ができたか確認する画面がありますので、上記の情報がそろっていればそのまま進みます。

3画面目は住んでいる都市からどこの大使館に届け出するかを確認する画面です。

都市、国を選んでいくと、届け出先の大使館が表示されます。

提出先が確定すると、以前に届け出がないかのチェック画面に移行します。ここで旅券番号、名前、生年月日を入力。

まだ届け出はないはずなので、次の画面で用意しておいた住所、連絡先、滞在期間等の情報を入力します。
家族分も全員登録するのでちょっと大変ですが、1人あたり5分もかからないと思います。

全員分を記載したら、最後に登録ボタンを押して完了です!

紙の場合も必要な情報は同じ。ちなみに用紙はこちらから入手できます。

ただ、紙で申請してしまうと、変更等があった場合それも紙で提出しないといけなくなるので、Webでの手続きがおススメです。

提出によるメリット

当然、緊急時の連絡が直接もらえることが大きなメリットなのですが、他にも、
・在外選挙などの手続きを行う際に、一部の書類を省略できる。
・日本の親族などからの問い合わせにも早く答えることができる。
といったメリットがあります。赴任直後は忙しいかもしれませんが、家族のため、時間を見つけてやってきましょうね!

まとめ

・赴任したら何はなくとも在留届を提出しよう。
・在留届には緊急時の連絡以外のメリットもある。
・提出はWebまたは紙。便利なWebがおすすめ。
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