駐妻が赴任先で車を買うときに気を付けたいこと

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皆さんこんにちは。

早速ですが、皆さんは日本で運転されていましたでしょうか?

海外赴任後すぐにそろえておきたいアイテムのひとつに「自動車」があります。

子どもの送り迎えであったり、買い物もちょっと距離があったりと、海外に来ると日本(特に都市部の方)にいたときより運転する機会が増えます。

一方で、車は駐在生活の中でおそらくベスト3に入る高い買い物なので、不安に思うことも多いですよね。
そこで、今回は「駐妻のための、車の購入の仕方」をお伝えしていきたいと思います。

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海外赴任するなら、車は現地調達をおススメします

まず、そもそも海外で車を買う必要があるのか?と思われるかもしれませんね。

せっかく日本で車を買ったし、日本車のほうが性能もいいと聞くので、じゃあそれを持っていけばいいじゃん・・と思う人もいらっしゃるでしょう。
実際、持ってこられる方も一定数いらっしゃるようです。
しかし、私としては「赴任中の車は赴任先で調達」をおススメします。

なぜかというと、まず海外では日本と車に対する扱いがまったく違うからです。

たとえば、英国では多少こすったり、バンパーがへこんだりはほぼ日常茶飯事といっていいレベル。
縦列駐車が多いせいもあって、割とみなさん狭いスペースにアグレッシブに車を突っ込んできます。

その結果、前後の車にゴン、なんてこともよくあります。

でも、よほど目立つ傷でもない限り、「お互い様」みたいな空気なんですよね。

日本の感覚でいると、せっかくキレイにしていた車があっという間にボコボコに・・・なんてことにもなりかねません。

しかも、感覚があまりに違うので、無用なストレスを抱え込むことになります。

奥様がちょっと駐車した際に車を擦られたとして、旦那さんがこういう文化の違いを理解してくれていればいいのですが、そうでないとこれまた要らんトラブルになるわけです。

特に、日本から車を持ってくる旦那様は、それなりに車に思い入れもありそうですしね。

あと、それに関連して、いざ事故を起こして部品の交換だ何だとなると、わざわざ日本から取り寄せたりしなければいけなくなることも想定されます。
逆を考えていただくとわかりやすいかもしれませんが、輸入車はいちいち海外から部品を取り寄せるから修理が高くつくんですよね。

また、それを言い出すと、その分自動車保険も高くなってしまったりと、間接コストもバカにならなくなってきます。

ということで、赴任先での期間限定の消耗品と割り切って車を購入することをおススメしたいと思います。

※日本に車を置いてくる場合の処分の仕方などについては下記もご参照ください。

では、どこで買うのか?

車の調達先といえば、まあ普通はディーラーさんですね。新車・中古車両方あります。
あと、これまた英国の例で恐縮ですが、日本人同士のクローズド掲示板みたいなのがありまして、これで直接帰任される方から譲ってもらうケースもあります。

それぞれのメリデメはこんな感じです。


ディーラーのメリット
・いろいろな車をその場で比較できる。
・車検や保険などの手続き関係もまとめてやってくれる
・ローンが使える

ディーラーのデメリット
・価格は相対的に高い。
・希望の車がなくても、他のものを薦められたりする

個人間取引のメリット
・マージンがない分価格が安い
・売り手が誰かわかるので安心

個人間取引のデメリット
・書類関係を自分できっちり揃える必要がある
・基本的に一括払いしかダメ
・車の比較が難しい


私としては、ディーラーを通すほうが楽でいいと思います。

個人の場合、もし何かあるとお互い気まずいですし・・・。
ちなみにですが、英国(ロンドン)ですと以下2つが有名どころです。両方とも日本人の担当者がいますので、英語ができなくても大丈夫。

サイト JEM:http://www.jemuk.co.uk/
サイト テムズカー:http://www.thames-cars.com/

車選びのポイント

これは海外に限った話でもないかもしれませんが、赴任すると何故か奥様が自動車購入を仰せつかることが多いようなので笑、参考までに。

・交渉の場には必ず旦那さんを連れて行く
要は「理解に齟齬がないようにする」「交渉相手として弱腰に見られないようにする」といったところです。

・必ず試乗する
エンジンをかけてみて、変な音や振動がないかや、乗り心地、ブレーキの効き具合なども確認しましょう。

・極端に高いもの、安いものは理由を確認する
消費財と割り切るのはいいのですが、あまりに安いものは考えものです。事故車の可能性もあるのでよく確認を。高いものは改造がされていたりする可能性もあります。

・書類のサインは納得できるまではしない
特に欧米は契約文化。口で言っていることと書類が違っている場合は、書類が優先されます。数字(特に値段!)は目を皿のようにして確認し、少しでも疑問に思ったら納得いくまで質問しましょう。

・複数比較していることを告げる
もはや私の得意技と化していますが笑、どこでも大事なことだと思います。これで条件がよくなることもありますよ。

まとめ

・海外では、車の扱いが日本とはまったく違う。
・なので、海外赴任時の車は、消費財と割り切るべし。
・購入は多少コストがかかってもディーラーを使うほうがいい。
・購入時は日本以上に厳しくチェックしよう。

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