海外赴任で駐妻が後悔しない家探しのコツと押さえるべきポイントは?基礎編

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Pexels / Pixabay



皆さんこんにちは。駐妻デビューへの準備、進んでますか?

今回は、海外での生活基盤となる家探しのお話しです。新しい家って、考えるだけでわくわくしますよね。

一方で、海外の住居事情には日本と全く異なることもたくさんあり、それなりに知識をつけて臨まないと、あとでしまった!と思うこともいろいろ。

今回は基礎編ということで、駐在国を問わずできるだけ多くの皆さんに当てはまるようなポイントをご紹介していきます。

総論:譲れないものは何?

これを決められれば家探しの半分は終わったようなもの。

はっきり言って「何がガマンできて、何がないとやっていけないのか」をクリアにするという点では配偶者選びと一緒です笑

ちなみに、私の場合はどうだったかと言いますと(あ、家の話ね、念のため)、
・日本語で治療を受けられる病院が徒歩圏内
・アレルギー持ちなので、カーペットの部屋はダメ
・掃除が楽
・テニスができないと超ストレスたまる
といったところ。

さすがにテニスコートつきの高級マンションというわけにはいかなかったので、車ですぐ行けるテニスコートのある、オールフローリングのマンション(こっちでいうフラット)に落ち着きました。

各論:海外の家探しのポイント

自分なりの優先順位をきっちり持ったら、あとは情報収集・取捨選択あるのみ。

旦那さんが先に行かれる場合と、ご自身も渡航されて本格的に探す場合があると思います。

個人的には、うまく旦那さんにコツを伝えて、見てきてもらうことをお薦めします。

基本、日本人の選ぶ物件は限られるので、スピードも大事です。

これらを踏まえ、以下ポイントを列挙します。

・先達のご意見は?

これは旦那さんの会社の方だけでなく、現地で会った日本人の方も含めてアドバイスを求めたほうがいいでしょう。

ネットでいくら調べても、最後はそこにいる人のちょっとした一言が決定打になるもの。不動産会社の人は、申し訳ないですがいいことしか言わない可能性もあります。

「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」です。

・エリア選定は?

日本人の住むエリアはきっと限定されるでしょう。周りに日本人が多いほうが楽ですが、逆にお付き合いがタイヘン、なんてことも・・・。

あとはハード面でいうと近くの学校の評判や病院、スーパーなどの位置と、警察消防も確認しておきましょう。

最初は車がないでしょうから、最低限バス停とかは見ておいたほうがベター。時刻表は写真を撮っておくと後が楽です。

・住居の種類は?

呼び名は国によっていろいろありますが、基本は一軒家か集合住宅か。(英国での細かい区分けについてはおいおいご紹介しようと思います)

やはり同じフラットに日本人がいるとありがたいです。その方にいろいろ訊ければベスト。

・駐車場とそのセキュリティは?

細かい話になってしまうかもしれませんが、ご自分で運転されるのであればここは必須。

当然、屋内がいいのですが、屋内だからすべて大丈夫というわけではありません。

実際あった話で、うちとは別のフラットの屋内駐車場に車上荒らしが出現したそうです。

だれも見てないのでやりたい放題だったとか。

監視カメラがあるかなども含めて訊いておきましょう。

・築年数と水回りは?

海外に行くと、日本人の新築好きはかなり珍しく映ります。

海外の住居は築数十年が当たり前。従ってまず新築には住めないと思ったほうがいいですよ。

そうなると、特に問題なのが水回り。台所もそうですが、お風呂やシャワー、あとはそもそも水漏れがないかもよくよく確認しておくこと。

また、これも日本の新築信仰とは異なり、むしろ古い物件のほうが価値がある、という考え方の国もあります。

なので古い割に家賃が高かったりするのです。

・据え付け家具の有無と、何があるのか?

海外の賃貸物件では、家具付きになっているところも多くあります。

国と地域によりますが、まずは何があるか不動産屋さんに訊いてみましょう。

場合によっては大家さんにリクエストして新しい家具を入れてもらえることもあります。

・大家さん(オーナー)はどういう人なのか?

個人的にはこれも相当大事だと思います。

日本にいると賃貸住宅がいっぱいあるので気が付きませんが、外国では多くの場合、貸し手のほうが立場が上。

ここの力関係を理解した上で交渉事に臨む必要があります。

また、オーナーが日本人かどうかも重要なポイントです。現地の人の場合、やはりコミュニケーションに苦労するもの。

私の知り合いのケースでは、毎月部屋の様子をチェックしにくるという、ちょっと重い大家さんに当たってしまったもいます。。。

・完全な住居建物か?1階には何がある?

パブやレストランが1階にある物件は要注意。下手するとアイツが来ます。

ついでに酔っ払いもきます笑

それに騒音の問題がありますね。私はここで難しい判断を迫られたのですが、実はうちの場合、これはガマンしています。

あんまりうるさい時は自治体(ロンドンではカウンシルといいます)に文句言ってやりましたけど。

まとめ

・海外における物件探しは、まず自分の中で確固たる優先順位を持つこと。
・物件探しのスピードも重要。日本人向けの物件は限られる。
・日本の常識は世界の非常識、というつもりで物件を探そう。
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