駐妻の子どもが外国語をマスターするには、だいたいどれくらいかかるのか?

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皆さんこんにちは。

今回は私が昔から疑問でしょうがなかったことを取り上げたいと思います。

いわゆる「帰国子女」はいったいどのくらいで現地の言葉(英語とは限りません)を身につけることができるのでしょうか?

幸い、こちらに来ていると生きたサンプルがたくさんいる(というか、サンプルしかいない)ので、ちょっと手当たりしだいとっつかまえてお話を無理やり訊いてみました。

何ら科学的なアプローチでもなく、純粋に「○○ちゃんに訊いたらこんな感じだった」という、噂に毛の生えたようなものではありますが、これから赴任される駐妻の皆様にとっては貴重なデータになるかと思います。

何せ、私のように英語ができないと、子どもを戦力にするしかないわけで。。。
その意味では、これは

「英語のできない駐妻は、いったいいつまで耐え忍べばいいか」

の調査結果でもあります笑

※当然のことながら、個人差も大きいでしょうし、年齢やそれまでの経験にもよるので、あくまでご参考ということで。

子どもはどうやら、耳から慣れていくらしい

最も身近なサンプルである、うちの子の例からお話しします。

小学校高学年と幼稚園児の取り合わせで、現地校に放り込んでから半年といったところ。

最近では、ぽつぽつと英語でそれらしいことを言うようになってきています。

が、旦那いわく「ほとんど意味不明」とのこと笑

ただ、それでも学校で友達や先生の言っていることはわかってきているようです。

でも自分で言ってることが通じないのが目下の悩みだそうで。

たしかに、この間Youtubeで”Britain’s got talent”を見ていたら、私はわからないけど
子どもと旦那が同じところでウケていました。

で、何言ってたのか訊いてみたら、それはちゃんと説明できるのです。

日本にいるときは私と同レベルだったくせに!!

( ;∀;)裏切り者―笑

半年もすると、耳から英語モードに変わっていくのですね。。。

少なくとも、このくらいになると、翻訳こんにゃくの半分くらいの戦力にはなってくれます笑

話すのはもうちょっとかかる

ただ、よくよく考えると、これだけ聞けるんだから、もうちょっと話せてもいいのでは?もしかして言葉の習得が遅い?

と気になって、ちょっと周りの駐妻さんたちのお子さんに訊いてみました。

上の子の友達いわく、

「自分でやっと話せるかな、と思うまでには1年くらいかかった」とのこと。

ほかの子にも2,3人訊いてみましたが、どうも1年から1年半という答えが多かったです。
(ちなみに、全員現地校)

なるほど・・・。
ということは、うちの子たちは早くてあと半年、長いとあと1年くらいかかるわけですね。

面白いもので、それでも現地校に行っていると曲がりなりにも現地のお友達はできます。

特に下の子はなんでも突撃キャラなので、それも功を奏しているのでしょう。

発音は、小さい子のほうが有利

まあ、そんな感じで曲りなりに話しているうちの子たち。

でも、旦那(←英語マニア)に言わせると、発音については下の子の方に分があるそうです。

当然来た年齢にもよるのでしょうが、ここに関してはやはりそうなんでしょうね。

と言いつつ、これには別の意見もあって、

「長くいれば発音は次第に現地の人に近づいていく」

という人もいます。

個人的には、発音が完璧でなくたって、通じりゃいいじゃんと思うので、あまりこだわってないのですが、どうもここは習得に個人差が大きいようです。

読み書きは、本人のやる気次第

現地校に通って半年たちますが、どうしてもまだ手を焼くのが

「宿題」

です。

下の子のはまだ何とかなりますが、上の子の分は完全にお手上げ。旦那にアウトソースです。

小学校の高学年になってくると、それなりに抽象度も上がってくるので、もはやごまかしが効きません。

中学受験の国語だって、外国人がみたら(私が見ても)「難しい」と思うでしょうから、それと同じなんでしょうね。

それだけではありません。意外に思われるかもしれませんが、宿題には地味に文法やらスペリング、句読法まであります。

さすがに、いつまでも親が手伝うのもしんどいので、我が家は中学生が使う英語の教材も併用し、一日でも早く独り立ちしていただけるよう絶賛促成栽培中です。

一方で、下の子は放置でいいのか、というとこれがまたそうでもないんです。

(うちの学校だけかもしれませんが)アルファベットの練習とか、こっちだとホント一瞬で終わっちゃうんですよ。

日本だと、ひらがな、カタカナはもうちょっと丁寧にやってくれたような・・。

気がついたら普通に本は渡されるわ、新しく覚える単語で文章を作る宿題が毎週出るわで、まじめにやらないとあっという間に置いていかれます。

この点については、逆に日本人学校に行っている子のほうがしっかり教えてもらっているようです。

単語のプリントも見せてもらいましたが、割と高度な感じでした。単語は日本語と英語が併記されていて覚えやすいと思いました。日本の教育に慣れ親しんでいる身からすると、こっちのほうがありがたいですね。。。

というわけで、読み書きこそ地道な努力が必要。

まとめ

・子どもの外国語能力は耳から口の順番で身につく。
・聞くのは半年、話すのは1年-1年半くらいである程度できるようになるかも。
・現地校では読み書きに一番努力が必要。親もしんどい笑
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